納品
「Concept by Ballon D'or]
with kirintailors
納品、二回目の到着です。
HARRISONS OF EDINBURGH 「ARCHIVE FLANNEL」
をオーダー頂いたお客様のスリーピース!!!
際立つ仕事は、作り手とオーダーとの高い信頼において
成しえるレベルになります。
襟、肩回り、袖山は
職人として、花形の人間が受け持ちます。
英国を意識したディティールを採用した 「チェンジ・ポケット」
かなり細かい柄合わせも、当然のごとく行われており
あえて言いませんが、アクセントをつけてます。
ご注文主には、こっそりお話しますね。
30’s の雰囲気のショールカラー・ベスト
唯一無二の色気を出しつつ
テクニカルな所が垣間見える技術!
言葉にしてしまえば、簡単ですが
体に近くなればなるほど、体型の画を頭の中で 描く 事が出来なければ
見た目の良さ、着心地の悪さに繋がっていきます
只、彼らには
要らぬ心配なんです
この後身頃の出来栄えをご覧頂くと
何事もなかった様に、仕上てくれます
尾錠の留め糸も、縫いと撚りを行いながら強度を持たせた仕事となります
パンツも、仮縫いを繰り返し
プリーツの深さ、傾斜、ワタリのとの兼ね合いを付ており
そこの部分は、ヴィスポーク・スタート時から私が話させて貰ってます。
使い勝手の良さは、ボタン付に出ます。
ご覧の通り、ボタンが立ってるでしょう。
縫って、ちょいちょい巻けば出来るでしょと、おっしゃられた方が以前いらっしゃいましたが、
見た目、簡単に見えれば見える程、作る側は
難しいですよと、話させて頂いた事が有りますが
理解されたかどうかは、分かりません。
be spoke =お話をしながら
が、本来の意味です。
内は、bespokeですので、仮縫いも行ってます!
と、接客トークで聴きますが、当たり前の事ですので・・・・・
こちらのジャケットですが 「LORO PIANA」ツイード・カシミアでご注文頂きました。
特徴は、ダブルステッチ!!
ナポリ・ディティールの一つです。
生地の特徴を見ながらのステッチのテンションを変えてます。
しっかり着こんで、雰囲気出しの仕事は
お客様の仕事になりますので、宜しくお願い致します。
尚、春夏のconcept by Ballon D'or受注会は2月の予定です。
約2か月後に仮縫い・・・・・中縫い(ケースバイケースとなります)
順次、納品の流れとなります。
価格は、2015年春夏の生地の価格が分かり次第、お知らせが出来ます。
詳しくは、店頭まで(サンプルも用意しております)
店主。
